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横浜とか神戸とか
    「何も選ばない」生き方のすすめ

ユニフォーム三四郎が夕方のニュースを見ていると、横浜中華街の
中国料理屋さんが取材されていた。30分くらいyahooで調べたが、
店名が思い出せない。

とにかく、毎日、朝から3種類の水餃子を仕込んで、営業している。
祖母の味を受け継いで、孫がコックをしているらしい。

この山に囲まれた町では、手作りの水餃子など、どこも提供して
くれない。同じ値段でも、出てくるのは冷凍物ばかり・・・。

暮らす場所が、選べる職業について、そういう良い街に暮らさない
と人生、損しているようなもの。早く引っ越したい。子供達も、
このような街に縛られないように、導いていかなくてはならないな。



















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「鍋の少女」
    「何も選ばない」生き方のすすめ

 1月23日、わたしは2回目の出動をした。 任務は長田署管内の救助活動・遺体捜索。そして村野高校体育館における遺体管理と検視業務の補助であった。仮の遺体安置所になった体育館は、沢山の遺体とそれに付き添う遺族であふれていた。
 そんな中で、一人の少女に私の目は釘付けになった。その少女は、膝のまえに置いた、焼け焦げた「ナベ」にじっと見入っていた。泣くでもなく、哀しむでもなく、身動きもせず、ただじっと見入っていた。私はその少女に引かれるように近寄っていった。 「ナベ」の中には小さな遺骨が置かれていた。 『どうしたの』。思わず問いかけた私の一言がその少女を泣かせてしまった。 どっとあふれだした涙を拭おうともせず、懸命に私の目を見つめ、とぎれとぎれに語り続けた。 「ナベ」の中は少女が拾い集めた母の遺骨であると言う。

 地震が発生したその夜(1月16日)も少女は母に抱かれるように、1階の居間で眠っていた。 何が起こったかも解らないまま、気が付いたときは母と共に壊れた家の下敷きになって、身動きもできない状態になっていた。 それでも少女はすこしずつ体をずらし、何時間もかけて脱出できた。家の前に立って 何が何だか解らないまま、どの家も倒れているのを見た。 火事が近くに迫っているのを見た。 多くの人が 何か叫びながら走り回っているのを見た。 しばらくして、母が家の中に取り残されていることに気が付いた。
 「おかあさんを助けて」「助けてお願い」 走り回っている大人たちに片っ端からしがみ付き 声をかぎりに叫び続けた。 誰にもその叫びは聞こえなかった。声は届かなかった。 迫ってくる火事に、母を助けられるのは自分しかないと哀しい決断を強いられた。 母を叫び続け、懸命に家具を押し退け、瓦礫を放り投げ、一歩一歩母に近づいていった。 やっとの思いで母の手をを捜し当てた。姿は見えなかった。母の手を見つけたとたん、その手を握り締めた。 その時、少女の手は血まみれになっていることに気が付いた。 「おかあさん」「おかあさん」「おかあさん」 手を握り締め、泣きながら叫び続けるだけであった。 火事は間近に迫っていた。 火事の音が聞こえ、熱くなってきた。 母は懸命に語りかけたが、かぼそい声で少女には聞こえなかった。 「おかあさん」「おかあさん」と叫び続ける少女に 名前を呼ぶ母の声がようやく聞こえた。 「ありがとう。もう逃げなさい」と母は握っていた手を放した。 熱かった。恐かった。夢中で逃げた。 すぐに、母を抱え込んだまま、我が家が燃え出した。 燃え盛る我が家をいつまでも立ち尽くし、見続けた。 声もでなかった。涙もでなかった。 翌日、何をしたか、どこに居たか、覚えていない。 翌々日、少女は一人で母を探し求めた。 そして見つけだした。

 少女は、いま一人で 見つけだした母を 「ナベ」に入れ、守り続けている。 語り続ける少女の目から、いつのまにか涙が消えていた。 ただ聞くだけの私は、声もでず、ただ涙だけがあふれ続けた。 母と二人。この少女がどんな生活をしていたか私は知らない。 一人になったこの少女にどんな生活が待っているか、私には解らない。 「この少女に神の加護がありますように」。生まれて初めて「神」に祈った。 この少女に、慰めの言葉も、激励の言葉も何も言えなかった。 何度も何度もうなずくだけで、少女の前を逃げた。 少女は、最後まで、私の目を見続け、語り、そして語り終えた。 その目は、もっと多くのことを、私に語りかけ、今も語り続けている。 目は生きていた。 哀しいと思った。美しいと思った。強いと思った。 少女の名前を聞くのさえ忘れていた。
(吉田輝雄警部補が書いた手記より) ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
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