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6月末にかけて例年のドル高・円安
    「何も選ばない」生き方のすすめ

米国の6月決算、海外収益のドル転が脚光 =ファンドの換金も

米国市場では6月を迎えて、4-6月の四半期末や年央の6月半期末という決算要因が注目されている。

米国企業は現在、内需低迷が続いている中で輸出や海外での現地生産・販売や強化させており、6月期末にかけて海外利益の本国送金(ドル転=ドル買い・外貨売り)が膨らみやすい。
同時に米国の金融機関やファンドなども、6月の決算期末にかけては国外市場での運用収益や配当を本国回帰(=ドル転)させる傾向にある。
実際、最近では新興国株市場が急落する一方でドルは底堅さを堅持。米国系マネーの新興国株売りと米国回帰の思惑を想起させている。

また、ここ数年の6月期末にかけてはドルが上昇する季節性が見られている。ドル安リスクが高まった昨年ですら、6月期末、あるいは12月期末にかけては短期ドル高ラリーが進展した。
その意味で今年も6月期末が接近する中で、現状からの期末ドル高を見越した「ドルの押し目買い仕込み」を注視する声も出ている。

その他、米国のウォールストリートジャーナル(WSJ)紙は11日、オンライン版で「多くのヘッジファンドが月末に大量解約が出る事態に備えて準備を強化している」と報じた。
改めて6月の半期決算や四半期決算に向けたファンド勢の決算対策売りと、解約対応の現金化が注目されている。こうした換金売りは最近の米国株を始めとした世界株安の一因という見方も出ているが、米国のファンドは新興国など国外市場でも益出しや損切りに着手。現金化したうえで顧客への資金返還のためのドル転させる必要性があり、特殊なドル買い材料として注目されている。
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