2008-06-25 Wed
米金融大手シティグループが国内投資家向けに円建て外債(サムライ債)を起債する。発行予定は7月1日であり、総額1865億円と過去最大規模となっている。
為替相場では調達した円資金を米国での損失穴埋めのためにドル転(ドル買い・円売り)させるか。あるいは国内で円のまま活用し、為替には中立となるかが注目材料となっている。
その他にも為替相場では円高リスクが一服する中で、海外金融機関による円建て外債(サムライ債)の発行が目立ち始めた。6月以降はオランダの農業金融ラボバンク・ネダーランドが1603億円、スイスUBSが915億円の募集を決定。さらに24日には英銀大手RBS(ロイヤルバンク・オブ・スコットランド)が総額1410億円の発行条件を決め、ポンド/円でのポンド高材料として注目を集めている。
外資系金融による円建て外債の発行の場合、調達した円を本国など海外で活用すると外貨転が発生。為替相場では円安・外貨高要因となる。一種の低金利の円の借り入れによるキャリートレードとなるものだ。一方で国内での投融資に活用すると「円調達・円投資」となり、為替相場では中立になると見られている。
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